チーズはどこだ
「チーズはどこへ消えた」というスペンサーさん著の本。
とっても有名なので、ビジネスパーソンで知らない人はあまりいないのではないか。
かくいう私は去年この本を知った。
2014年3月、もう数学はやらないって決めた。
研究生活と教員生活もいれて約8年間、私は数学によりそってきた。
人間みたいに裏切らないし、数ってすっきりしてるし、論理って目で見えないことを推測できたり、式で数学のストーリーを表現できるところが好きだった。
久々に「裏切り」って言葉を使った。中学生以来かも。
あのころ私はほんとchildishで、落ち着けるのは数学の問題を解いているときだった。
そこまで花々しい中学時代を送った訳でもない私は、教員していて、昔のことがよみがえるのが嫌だった。「絶対あんな先生にはなりたくない」って思う一心で、授業もしたし、生徒指導もした。部活だって、コンクールの出場までもって行った。
教員をしていると過去に振り返ることがある。そんな自分がいやだった。昔のことなんてすべて忘れたいから。別に嫌な思い出があるわけではない。ただ私は昔から「見直し」をしない子なのだ。反省をしない子。
そして学校のHPで、無事に卒業した高校3年生をみた。中学3年生をみた。
1年前私が教えた生徒だった。すっごく嬉しかった。最後まで見てあげられなかったけど、嬉しかった。彼らにとって、私は過去の人であるが、これからも先私は彼らの幸せを祈りたい。おめでとう!って。
今はITエンジニアだけど、いつかまた、青年期の子供にかかわることをしたい。数学というハード面ではなく、ソフト面をサポートできるようになりたい。
その前に世界中の子供を見て回り、ソフト面の比較研究をしたい。
南アフリカに2年前2週間、
ベトナムに去年1週間
現地の子供に接したけど、正直短すぎる。
会社の休みが1ケ月あったらいいのに。ブラジルみたいに。
経済、心理、教育、地域、
これらをキーワードに探っていきたいのだ
きらきらした人に会いたいわー
最近そういう人と会っていない気がする
直近の目標はNYのチケットを手に入れることかな。。。
以下チーズはどこへ消えたの名言より
信念があれば、かならずや道は開ける
思っていたような道ではないかもしれないが
やがてはやってよかったとわかる」
「もし恐怖がなかったら、何をするだろう?」 (p.42)
「常にチーズをかいでいれば、チーズが古くなったことに気がつく
「新しい方向に進めば、新しいチーズが見つかる」
「恐怖をのりこえれば、楽になる」
「新しいチーズがまだみつからなくても、新しいチーズをたのしんでいる自分を想像すればそれが現実化する」
「古いチーズにはやく見切りをつければ、それだけ早く新しいチーズが見つかる」